*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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女性の自立支援事業

women1.jpg長い戦争によって国土が荒廃したアフガニスタンでは、基礎教育の機会を逸した人々が多く、収入を得る雇用機会を得ることは非常に困難です。なかでも、戦争で夫をなくし収入の手段も見つけられず困窮した生活を強いられている戦争未亡人は、社会的に最も立場の弱い存在となっています。また、タリバン統治時代には、女性は教育の機会を奪われていたため、ほとんどの女性たちは識字率が低く、また特別な職業能力も持っていない状態でした。JCCPは、このような女性たちが自立して生活を営んでいく為の支援を行いました。

女性の経済的利益の拡大と社会的地位の向上をともに達成するために、JCCPは女性たちに対する職業訓練と基礎教育プロジェクトを実施することを決定しました。また、習得した技術で製作した裁縫完成品を販売するマーケティング指導と訓練後のフォローアップも行いました。

カブール州カラコン郡ムシャワニ村において、2005年11月より実施されたJCCP女性自立支援プロジェクトによって、女性たちは裁縫技術を習得したほか、完成品を販売することで収入を拡大する機会を得ることが可能となりました。また、訓練に参加した村の女性たちが家事と職業訓練の両方に熱心に働く姿をみて、女性に対する村人たちの見方も肯定的になるという変化が見られ、女性の地位向上も期待できる結果となりました。何よりも、それまである種の閉塞感や絶望感を抱えていた女性たちが、事業への参加を通じて将来に対する夢や希望を持ち、それらを自由に語るようになったことが、同事業が女性たちの内面の心の平和に作用した非常に大きな変化でした。