*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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JCCPの活動.psd

マケドニア 植林作業を通して民族間交流

マケドニア 植林作業を通して民族間交流

JCCP では 2011 年 1 月よりマケドニアで 新規事業として植林活動を開始しました。 この事業は、様々な民族の子どもたちが 一緒に植林を行いながら交流を深めることを目的としています。

マケドニアの首都スコピエの東方約 20 キロにあるペトロバツ郡の小学校の生徒、 教師、父兄の延べ1,500人から2,000人 を対象に、週に一度植林などに関するワー クショップを行います。そしてワークショップの次の日には植林を実施します。針葉樹やアカシアなどの木を 1 ヘクタールごとに約 3,500 本植える計画となっています。

<2011/6月〜8月の報告>
macedonia1.gifマケドニアの小学校が夏休み中の6月から3ヶ月間、JCCPでは4月から5月に植えた苗木の水やりを行いました。

苗木の水やりは植林専門家を中心に、ペトロバツ郡の清掃部の職員の協力を得て、週に1度行いました。通常は給水車を使用しますが、35度から40度の猛暑日が続いた期間には消防車(放水車)も出動しました。4−5月に5cm程だった苗木も今は10-15cm程にまで成長しています。「60%が枯れずに成長していれば成功」といわれる植林活動ですが、ほぼ全ての苗木が枯れずに順調に成長しています。

macedonia2.gif8月末には日本の大学生が研修旅行でマケドニアを訪れ、ペトロバツ郡の約20人の小学生と5人の高校生とともに、共同清掃活動に参加しました。7人一組のグループに分かれ郡庁舎の周りの公園付近を清掃し、120リットルのゴミ袋約8袋分のゴミを回収することが出来ました。
ペトロバツ郡の学生は積極的に日本の大学生に英語で話しかけ、日本の文化や習慣、学校生活について質問していました。JCCPの活動が始まる以前は交流がほとんどなかった異なる民族の子どもたちが、一緒になって日本人の学生に自分たちの国や文化について説明している姿は印象的でした。



<2011/5/2-5/6の報告>

macedonia3.jpgコチョ・ラツィン校でワークショップと同校の敷地内外の清掃活動を行いました。

ワークショップでは、分校を含む7つの学校で学ぶ生徒40名が各民族混合で8名ずつのグループとなり、植林専門家から植え付けについて指導を受けました。その後、樹木の名前についてのクイズ、折り紙、そして4ヶ国語(日本語、マケドニア語、アルバニア語、ボスニア語)による歌の練習をして交流を深めました。

macedonia4.jpg清掃作業では、生徒とファシリテーター(世話人)、植林専門家、教師らが6人一組になり、軍手と熊手、手押し車を用いてコチョ・ラツィン校の敷地内外の清掃を行いました。軍手を手にした生徒たちは嬉々として我先にゴミを拾い集め、校舎の周りのゴミはまたたくまに一掃されていきました。清掃の様子を見ていた学校関係者や市民は、生徒たちが意欲的に清掃活動に取り組む姿に感心し、多民族の生徒が共同で作業する姿を喜んでいました。