*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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少数民族のための識字教育プロジェクト

edu_minor2.jpgカンボジア北東部のラタナキリ州には複数の少数民族が住んでいますが、その多くは、カンボジアの主要言語であるクメール語による読み書き能力がない人々で、十分な教育や経済活動が行えない状態にあります。市場で農作物や工芸品を売る場合にも、クメール語での読み書きができないがために不利な交渉を強いられることもあります。

また、少数民族の子どもたちは、小学校に就学してもカンボジアの主要言語であるクメール語によるコミュニケーションが十分にとれないため、ある一定以上の授業についていけないという問題も生じています。十分な教育や生計手段が確保できないために、児童買春や人身売買に陥ってしまうケースも少なくありません。

edu_minor1.jpgそのためJCCPは、2001年から、少数民族の多いカンボジア北東部のラタナキリ州の10村においてクメール語の識字教育と基礎教育事業を実施しました。少数民族の言語を使って行っている算数等の基礎教育事業には、今まで教育を受ける機会のなかった大人も生徒として参加しました。子どもたちには基礎教育を通じて学校に復帰する機会をつくり、大人には商売や生活を営む上での計算や知識を身につけてもらうことにより、収入機会の向上を図ります。 さらに、識字教育の先生を少数民族の村人から育て、村人の教育への関心を高め参加を促すことにより、コミュニティのなかに自主教育の場を育てるようにしました。

また、2006年にはラタナキリ州のカマントム村とボン村で2つの壊れた学校を修復しました。

現地の教師の能力開発の一環として、識字教室を監督するために、教職経験のある13人のボランティアの先生と12人の教室モニター員を少数民族の村から選出しトレーニングを行いました。トレーニングは教師たちの教授の技術と知識を向上させるためのもので、村人の教育への関心を高め、参加を促すことにより、コミュニティのなかに自主教育の現場の場を育てる目的で行いました。

助成:国際ボランティア貯金
:日本国際協力財団(JICF)
:今井記念海外協力基金
:アドラ国際援助基金
:味の素ワンクリック基金
:三井住友海上グループホディンス株式会社 (MSIG)スマイルハートクラブ事務局