*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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国内避難民の再定住支援

国内避難民の再定住支援


首都ナイロビから60キロほど離れたリフトバレー州マイマヒウには、2008年末から、暴動による焼き討ちで住む家や土地を失い、新たな生活と平和を求める多くの家族が移り住んでいます。山からの強い風で砂ぼこりが舞い、井戸を掘っても水が出ない乾燥した土地で、住民たちの多くは雨風もしのげないテント生活を余儀なくされています。

この土地で新たな生活を始めようとしている避難民たちを支援するため、JCCPは2008年から給水施設の設置と住居建設の支援を行いました。

給水施設の設置工事にはのべ100名の現地住民が臨時労働者として参加し、パイプの敷設作業、穴掘り作業、水源保護設備の建設に携わりました。施設の維持管理は、コミュニティ内から選定されたメンバーにより組織された水管理委員会によって行われています。重労働の水汲みは住民たちの日課でしたが、給水設備の導入によって衛生的な水の確保が容易になりました。さらに給水所は異なる民族グループのコミュニケーションの場にもなり、対話促進にも貢献しています。

住居建設では、まずコミュニティ内で組織された住民建設委員会のメンバーに対し、建築方法に関する説明会を開催しました。その後、各メンバーは建築方法を他のコミュニティの住民に伝授し、住民自身が建築を行えるように訓練を行いました。住民による修繕や拡充が可能なように、住居は現地コミュニティで手に入る資材でできています。住民たちは自ら資材を積極的に準備するようになり、人手が足りない家庭には手伝いに行くなどの協力関係も生まれました。

このほか、時期によって不足することのある水資源が衝突の要因とならないよう、国内避難民とホストコミュニティ住民との軋轢・対立を防ぐ目的で和解促進の啓発活動も実施しました。

助成:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
国際ボランティア貯金
 花王株式会社
花王ハートポケット倶楽部
  株式会社リコー社会貢献クラブEreeWill

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