*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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和解支援事業


20年にもわたる内戦によって、スリランカの北東部には数えきれないほどの地雷と不発弾が残存した状態となったため、90万人ともいわれる人々が避難を余儀なくされました。150~200万個ともいわれる地雷の存在は、スリランカの復興・平和構築を進めるうえで大きな障害となっています。対人地雷は、国内避難民の帰還や地域社会の復興を妨げているほか、地雷の被害に遭った人々の就労や収入創出を困難にすることで、開発や発展も妨げています。そこでJCCPは、地雷・不発弾問題に取り組むことにより再定住を促し、復興のための平和と治安を構築する活動に取り組みことにしました。

まず、2004年1月から辰巳竜吾、一志康洋の2名の日本人地雷テクニカル・アドバイザー(TA)をスリランカに派遣し、現地のスリランカ人を地雷除去員として訓練しました。その後、バブニヤ県のカッパガプラム、ムナヤマドゥー、ムガランクラム・ファームⅡの3か所の地雷原で地雷除去作業を実施しました。JCCPが地雷行動計画を策定し、それらを政府や様々な支援機関、NGOと共有してプロジェクトを展開しました。

2006年の事業完了までに、JCCPは225個の地雷と85個の不発弾を除去し、バブニヤ県内にある除去地域で約14万6千平方メートルの土地を安全にしました。地雷除去が完了した土地は、避難先から帰還した現地住民に引き渡され、カッパガプラムでは136世帯・650名の村民が農地や居住地を再び利用できるようになりました。