バルカン地域概要 | 認定NPO法人 日本紛争予防センター(JCCP)

JCCPのバルカンでの活動

バルカン地域では、1991年から2000年にかけて、多民族国家であったユーゴスラビアが解体されるプロセスで、 独立を希望する国家とそれに対立する国家との間で民族間の衝突が激化し、内戦状態となりました。 旧ユーゴスラビアには、セルビア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、クロアチア、モンテネグロという6つの共和国が存在していました。 それまで異なる民族は共存して住んでいましたが、内戦は「民族浄化」という形で、民族の違いを原因にした争いを激しくさせる結果となり、多くの犠牲者を生みました。 今では事態は沈静化しているものの、いまだに異なる民族に対する偏見や緊張状態が残る地域もあります。

異なる民族間の交流促進事業

ペトロバツ郡の共同植林事業

ペトロバツ郡の共同植林事業

マケドニア国内では植林活動が活発に行われています。JCCPでは2011年1月よりマケドニアで新規事業として植林活動を開始しました。この事業では、様々な民族の子どもたちが一緒に植林を行いながら交流を深めることを目的としています。

現在は、マケドニアの首都スコピエの東方約20キロにあるペトロバツ郡において共同植林のプロジェクトを実施しています。冬の間、ワークショップで植林に関する勉強をしたり、お互いに親睦を深めたりして準備をしてきた子どもたち。春が来ていよいよ植林が始まりました。そして、2011年6月現在で既に約250名の子どもたちが作業に参加して約2000株の苗木が植えられました。参加した子どもたちは、植林という珍しい経験を楽しみ、活動を進めていく中で他民族の子ども同士の友情が育まれています。

助成:外務省(日本NGO連携無償資金協力)

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スツルガ市の共同清掃事業(過去の事業)

スツルガ市の共同清掃事業
(過去の事業)

2010年2月から8カ月間、マケドニアの西部に位置するスツルガ市内の小学生、学校関係者及び父兄の延べ2,000人を対象として、街の清掃・ワークショップ事業を実施しました。

スツルガ市内のマケドニア人とアルバニア人の2校の小学生、市外のアルバニア人とイスラム系マケドニア人の2校の小学生たちが各校15名ずつ、計60人が集まって、水曜日は歌、絵画、折り紙、遊戯などを行うワークショップ、木曜日は街や村での共同清掃を行いました。

JCCPが日本の文化も紹介しながら清掃活動やワークショップという対話の機会を提供することで、多民族の交流がなされ、事業終了までには歓迎の声が寄せられるようになりました。公園や町の中心部、及び各学校の周辺からゴミが一掃され、現地の住民から喜ばれる活動となりました。

スツルガ市での取組みと成果が評価され、JCCPの事業終了後も、行政と教育機関が連携して活動を継続しています。事業がJCCPの手から離れた後も、活動が継続発展し、スツルガ市の民族間の交流を促す新しい慣行となっていることをJCCPとしても心から嬉しく思い、今後も継続されることを願っています。

助成:外務省(日本NGO連携無償資金協力)

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ブヤノバツ市の共同清掃事業(過去の事業)

ブヤノバツ市の共同清掃事業
(過去の事業)

JCCPは2009年2月から、セルビア共和国南部のブヤノバツ市において、 セルビア系、アルバニア系とロマ系住民の小学生を対象に、相互理解と和解促進を目的とした共同清掃の事業を行いました。

セルビア南部の中都市ブヤノバツ市は、人口4万3千人のうち、55%がアルバニア系、34%がセルビア系、そして9%がロマの人々です。 住民同士の居住区は分断されてはいないものの、それぞれの民族ごとに学校や商店、流通システムを持ち、異なる民族間の交流は非常に限定されています。 現地の公衆衛生局の協力のもと、これまでほとんど交流の無かったセルビア系、アルバニア系、ロマ系の小学校の児童による共同清掃活動やワークショップ、 絵画の共同制作などを通じ、民族が異なる小学生同士の交流を草の根で促進する取り組みを実施しました。

助成:外務省(日本NGO連携無償資金協力)

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ケニア

ソマリア

南スーダン

アフリカ東部8カ国

バルカン地域

カンボジア(過去の事業)

スリランカ(過去の事業)

アフガニスタン(過去の事業)


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